節税対策にはいつくかの種類があります!
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支出不要対策
利益が出たからといって、買い物ばかりしていたら、会社内部に資金など残りません。
では、最初に検討しなければならないものは、支出不要の節税対策ということになりますが、商品や資産除却損、不良資産の見切り販売、在庫廃棄・不良資産(未稼働の固定資産や未利用の会員権等)の売却・除却、不良債権(売掛金や貸付金等)の貸倒処理、各種引当金計上、特別償却などの実施を検討してみてください。
また、会社の状況のよっては、事業年度の変更の実施も効果がある場合がございます。
簿外資産対策
倒産防止掛金、生命保険、中退金などの活用、役員家族への給与支払、社長や業務に携わる配偶者その他の家族への給与の支払。
なお、これは消費を目的としてものではなく、会社の資金繰りが悪化した際には、即貸出が出来るような状況をつくるためのもの
来期繰延対策
今期に来期分の経費を支出すれば、利益が来期に繰延べられることにもなります。
その例としては、決算期末に広告宣伝の実施・家賃や地代、保険料、借入金利息、手形割引料、月払いの各種会費の年払い契約による前払費用活用、未払費用計上、消耗品の購入、資産の修理・修繕実施など
税金免除対策
税額控除制度の利用、交際費の中身の整理
先行投資対策
事務所や社宅の購入、一時払い保険加入、教育訓練や福利厚生の充実、人材の採用
ワンポイントアドバイス!
まずは、支出不要や簿外資産、税金免除対策などを計画的に実施して、そこから先行投資対策を実施して、まだ期末に利益が出るようであれば、来期繰延対策を実施していきましょう。
ただし、必要なものを必要なときに、必要なだけと言うことも念頭において下さい。

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